VRカメラの撮影技術や機材について知りたいと思ったことはありませんか?
今回は、VR映像作家の渡邊さんとVRカメラマンの広瀬さんに、VRカメラの魅力や撮影のコツについてお話を伺いました。特にキヤノンのR5Cを中心に、プロの視点からの貴重な情報が満載です!
VR撮影に求められるものとは?
—— 今日はお二人にVRカメラの魅力についてお聞きしたいと思います。まず、VR撮影の際に気をつけるべきポイントは何でしょうか?
広瀬さん:「VR撮影では特に水平垂直をしっかりとることが大事ですね。HMD(ヘッドマウントディスプレイ)で見ると、映像の傾きがすぐに分かってしまうので、三脚やジンバルを使って調整しています。」

渡邊さん:「あと、撮影の際には明るさの調整も重要です。VR映像はHMDで見ると暗部がしっかり映るので、あえて明るく補正するより、少しアンダー目で撮る方が自然に見えます。」

—— 水平と明るさの調整は、VRならではのポイントなんですね。
キヤノンR5Cの魅力とは?
—— お二人がメインで使用しているキヤノンのR5Cについて、どんなところが優れていると感じていますか?

広瀬さん:「やっぱりR5Cは、シネマカメラとスチルカメラの機能が両立しているのが強みですね。シネマEOSのOSが入っていて、動画撮影時の色の管理がしやすい。VR撮影では特に重要なポイントです」
渡邊さん:「あと、外部ディスプレイを使うことで細かい調整がしやすいのも助かります。例えば、右目と左目の映像を確認しながら撮影できるので、VRの没入感を損なわないように工夫できますね」
—— プロの現場では、機材の使い勝手が作品のクオリティに直結するんですね
プロのVR撮影テクニック
—— では、実際にVR撮影をする際に気をつけるべきテクニックを教えてください。
広瀬さん:「VRカメラは被写体を真ん中に入れがちですが、実は見る側が自由に視線を動かせるので、構図の取り方が普通のカメラと少し違うんです」
渡邊さん:「そうですね。あと、180度撮影の場合、カメラの真下に三脚や撮影者が映り込まないように、ちょっと前に傾けたりする工夫も必要です。これで、没入感を損なわずに撮影できます」
—— なるほど、VRならではのテクニックがたくさんあるんですね!
VRカメラの未来と可能性
—— 最後に、VRカメラの未来についてどう考えていますか?
渡邊さん:「今後、VRはエンタメだけでなく、教育や医療の分野にも広がっていくと思います。より多くの人が手軽にVR映像を撮影・視聴できる時代が来るのではないでしょうか。」

広瀬さん:「そうですね。カメラの進化に伴って、より高品質なVR映像が簡単に撮れるようになれば、プロとアマチュアの垣根がどんどん低くなっていくでしょう。」
—— ますますVRカメラの可能性が広がっていくんですね!
まとめ
今回のインタビューでは、VR撮影のコツやR5Cの魅力、そしてVRの未来についてたっぷりお話を伺いました。VR撮影を始めたい方や、よりクオリティの高い映像を作りたい方には、今回の情報がきっと役立つはず!
「VR映像、なんだか面白そう!」と思った方、ぜひ挑戦してみてください。
次回は、さらに深掘りしたVR撮影のテクニックをお届けします!